皆さんこんにちは。

いつもブログ記事を見ていただきありがとうございます。

神戸市垂水区のスター歯科クリニックです。

 

「歯を失ってしまいインプラント治療を受けたけど、そんな人でも矯正治療を受けることはできますか？」という質問を複数の患者様からいただきました。そこで今回の記事では、「インプラントをしていても矯正はできる？」というテーマについて当院のスタッフがお伝えします。

 

そもそもインプラント治療とは？

歯科インプラント治療は、失われた歯を人工の歯根と歯で補う治療方法です。チタン製のネジが顎の骨に直接埋め込まれ、その上に人工の歯を取り付けます。この方法の最大の利点は、従来の自分の歯のように噛むことができ、見た目も自然であるという点です。さらに、適切なケアをすれば一生ものとも言われています。ただし、インプラント治療には専門的な技術と高度な設備が必要なため、他の治療法に比べ費用がかかる傾向にあります。

 

インプラントをしていても矯正はできるのか？

「インプラントを入れた後、矯正治療は可能なのか？」という疑問はお持ちの方もいるかと思います。
結論を先にお伝えすると、インプラント治療と矯正治療を同時に行うことは可能です。しかし、いくつかの制限があります。

インプラントは顎の骨に固定されているため矯正治療で動かすことはできず、皆さまご自身の歯のみを動かすことになります。
歯科医師が矯正計画を立てる際にはインプラントの位置を考慮する必要があります。
また、矯正とインプラント治療はそれぞれが独立した、複雑なプロセスであり、同時に進める場合には十分な計画と連携が必要です。
したがって、通常の治療よりも高度な技術が求められます。

 

インプラント治療を既に受けており、さらに矯正治療も進めるか迷っているときに知っておくべきことは？

①専門の歯科医師に意見を求める

インプラント治療を受けた後に矯正治療を考えている場合に最も大切なことは、専門家の意見を求めることです。
矯正治療とインプラントはそれぞれ専門の医師が行うため、全体の計画をしっかりと練る必要があります。例えば、どちらを先に行うか、または同時進行が可能なケースかどうか、などは医師の診断によって異なります。

 

②精密検査を受ける

矯正治療に進む前に精密検査を受けることも必須です。
精密検査を受けるためには費用がかかることも多いですが、口腔内は目視では確認できないもの、ことが多く、高性能な機械を使って検査をしなければ正確な口腔内の状況を歯科医師が把握することは出来ません。
そのため、精密検査を行い、患者様のお口の状況を歯科医師がしっかりと把握することで患者様の矯正・インプラント治療の計画を立てられるようになります。

 

インプラントと矯正を同時に進める時に気を付けることは？

インプラント治療を受けた後に矯正治療も行うことを考えている場合、最も重要なのは両方の治療が整合性を持つよう計画することです。具体的には、矯正治療で動かす歯とインプラントが干渉しないようにする必要があります。
また、矯正治療が終わった後にインプラント位置が適切であるかどうかも確認が必要です。このように、インプラントと矯正治療は緻密な計画と連携が求められるため、治療を行う医師同士のコミュニケーションが非常に重要です。

 

このように、インプラントと矯正治療は互いに影響を与える可能性があります。計画段階でしっかりと時間を取って説明を受け、全体像を把握することが成功への鍵です。また、どんなに些細な事でも、疑問、不安に思ったことは歯科医師に確認しましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。スター歯科クリニックには、スペシャリストによるチーム医療で歯科医師と専門スタッフが連携を取り、緻密に計算された歯科治療を提供しております。
他の医院で治療を断られた方もぜひ一度スター歯科クリニックへご相談ください。