皆さんこんにちは。
いつもブログ記事を見ていただきありがとうございます。
神戸市垂水区のスター歯科クリニックです。
今回の記事では、「インプラント治療は何歳から出来るの?」「インプラントって若い人もできるの?」という質問に対して、弊院のスタッフがお答えします!
インプラントとは?
インプラント治療とはどのような治療なのか、ご説明します。
まず、歯が抜けた時、失った時の治療法は大きく3つあります。入れ歯、ブリッジ、インプラントです。歯は、目に見える歯冠とそれを歯茎の中でささえる歯根と呼ばれる部分で構成されていますが、歯冠が残っているか否かで、どの治療法を用いるかが変わってきます。歯冠が残っている場合は入れ歯とブリッジの治療法を用いることができます。入れ歯とは人工的に作られた歯のことで、ブリッジとは、歯が失われた部分の両端の歯を支えとし、橋を架けるように欠損した箇所を人口の歯で補うことを指します。一方、歯根から失った場合は、インプラント治療を行います。インプラント治療とは歯茎に人工の歯根を埋め、その上から人工の歯を被せる治療法です。
インプラント治療の対象年齢は?
結論を先にお伝えすると、インプラント治療の対象年齢には明確な基準はありません。年齢よりも重要なのは、口腔内の健康状態です。成人であれば基本的に誰でもインプラント治療を受けることが可能です。ただし、まだまだ成長過程にいる未成年者には適さない場合があります。インプラント治療が適しているか否かは、お一人お一人の患者様の歯や骨の状態、全身の健康などによって決定されます。
口腔内がどのような状態の人だとインプラント治療に向いていない?
インプラント治療は、若者から高齢者まで幅広い年齢層に適用されます。インプラント治療を受ける際に重要なのは、年齢ではなく健康状態です。歯周病や骨の状態、糖尿病や心臓病などの全身の健康状態が、歯を失ったときの治療法としてインプラント治療が適切かそうではないか、へ影響を与えます。歯周病を疾患されている患者様の場合、口の中に歯周病菌が多く存在するため、治療後にインプラントの周りの歯ぐきなどに菌が付着し、「インプラント周囲炎」になる可能性があります。インプラント周囲炎を疾患すると、歯ぐきからの出血や炎症を引き起こしてしまい、最終的にはせっかく埋めたインプラントが抜け落ちる恐れも考えられます。また、顎の骨が少ない場合は、インプラントを埋め込んでも、それを支える骨がないため固定させることが難しいと言えるでしょう。そのようなときは、入れ歯やブリッジなどの選択肢も効果的な治療法です。歯科医師との相談を通じて、最適な治療法を選ぶことが大切です。
つまり、口腔内の健康状態が条件を満たしていれば、事故やケガによって歯を失った若者でも、インプラント治療によって歯を取り戻すことが出来ます。また、高齢になっても十分な顎の骨がある限り、インプラント治療を受けることができます。
インプラント治療の対象年齢は、成長が完了した若者から高齢者まで幅広い年齢層が該当します。年齢よりも健康状態が治療の可否に影響を与えるため、口腔内と全身の健康状態を総合的に評価することが重要です。自身の状態に合わせて歯科医師と十分な相談を行い、最適な治療法を見つけましょう。
当院では、「患者様の人生を見据えた治療」を目指しております。患者様の「どんな治療にしたいのか」と当院側からの「どんな治療が適しているのか」をすり合わせながら治療を進めております。「自分はインプラントするべきなのか」「どのような治療法が一番良いか」といったご質問等がある方はお気軽にお問い合わせください。