医院によって金額に差があるのはどうしてですか?
使っている材料や術前の検査のレベルによって違います。
当院では、「治療の安全性」と「治療後の耐久性」を非常に重視しているため、インプラントはスウェーデン製「ストローマンインプラント」を使用しています。また、術前にはCTを用いたシミュレーションガイドとワックスアップステントを用いて、0.1mm単位での計測を行った上で治療を行うなど、安全性と治療後の耐久性を確実なものにするために様々な手順を踏んだ上で、治療を進めていきます。
治療は安全ですか?
安全です。安全性の確保されていない症例は治療をご提案致しません。
当院では、術前にCTでの3次元的なシミュレーションを行った上で治療を進めていくため、術前に安全性が確保できるケース以外の治療は行いません。安全性が確保できないケースは義歯やブリッジ治療の優位性が高い場合もあり、歯が無くなった場合には、常にインプラントのほうがいいわけでもありません。当院では患者さんごとに適切な治療方法をご提案させていただきます。
他の治療と比べたメリット・デメリットは何ですか?
インプラント治療のメリットとしては、残された自分の歯を守ることができ、他の方法よりも圧倒的に食事がしやすいことが挙げられます。またデメリットとしては、現在の持病の種類によっては治療が行えない場合があり、治療期間中は禁煙を要することが挙げられます。
インプラントをした後のメンテナンス(手入れ)は大変ですか?
自分の歯と同じ手入れで大丈夫です。
インプラントをした人は歯の清潔さやメンテナンスに対する意識が上がるので、インプラント治療を行った人のほうが自分の残っている歯のむし歯や歯周病が進みにくいというデータもあります。
治療中にタバコを吸ったりお酒を飲んだりしてもいいですか?
お酒はなるべく控えてください。タバコは禁煙が必要です。
飲酒と喫煙は、「外科処置後の痛みと腫れ」「骨との適合、長期的な安定」を妨げます。特に喫煙は傷口の治癒に必須となる血流を妨げます。そのため一定期間の禁煙が、当院でインプラント治療を行った際に保証が適応される条件となります。
インプラントはどれくらいもちますか?
10年で96%、20年で92%が目安となっています。
インプラント治療も人工物を使った「医療」なので、成功率100%で一度入れたら100%一生持つとは限りません。ただし、失活歯の10年予後(神経を抜いた歯が10年後にどれくらいもつか)は70%程度と言われているので、長期予後安定性はインプラントのほうが相当高くなっています。そのため、定期健診の継続により一生涯インプラントが問題なく経過することも非常に多くなっています。
先生のインプラント治療の経験はどれくらいありますか?
1,651症例(2021年10月13日時点)です。
当院では年間100症例以上のインプラント治療を行っています。(日本のインプラント治療を行う歯科医院での年間平均症例数は10症例程度です)また、当院の歯科医師は全員がインプラント治療に対して研鑽を積んでおり、特に院長の藤野は国際インプラント学会の認定医かつ、日本顎咬合学会認定医であり、インプラント治療だけでなく全顎的な噛み合わせ治療の経験も豊富です。
金属アレルギー等は大丈夫ですか?
基本的には大丈夫です。
インプラントのネジの部分の材質はチタン合金です。これは、交通事故で無意識の人に緊急で金属アレルギーの検査をしなくても埋め込むことのできる材料です。そのため、インプラントのチタンでアレルギーがでる可能性はほぼ皆無といえます。
全部で何回くらい通院が必要ですか?
難易度にもよりますが、基本的に最短で5回の通院が必要です。
複数本のインプラント治療をする場合には片顎ずつまとめて治療していくため、治療期間、回数は思っているよりも短くなります。しかし、症例や難易度により期間や回数は前後することがございます。
手術には時間がどれくらいかかりますか?
1本の施術で約1時間ほどです。
複数のインプラント治療を行う場合には、2時間程度かかることもありますが、1歯の場合は実際の処置時間は1時間程度です。症例や難易度により多少前後することがございますが、詳しい内容は担当医からお話がありますのでご安心ください。
インプラントに合う、合わないはありますか?
適切な検査を行った上でのインプラント治療に合う合わないということはありません。
ただし、適切な診査診断を行った上で処置を行わないと不具合が出ることもありえます。現在のインプラント治療では、治療を始めていく前の段階で患者さんの骨量などに対して様々な対応を事前に考えて治療を行いますので、それぞれの人の身体によって合わないということがある治療ではありません。